会社案内

代表あいさつ

当社は、1972年(昭和47年)に信楽町誘致第1号企業として設立され、翌年の1973年(昭和48年)12月から医療機器の歯科材料である人工歯製造専門会社として創業を開始し、その後、歯科材料のレジン系製品にカテゴリーを拡げて事業を展開しています。

近年、虫歯の発生率は日常生活の中で口腔内セルフメンテナンス意識の向上により、殆どすべての年齢層で減少していますが、多様化する食習慣もあり、未だに最も一般的にみられる口腔内疾患です。また、中高年層で発症する歯周病は歯を損失する一番の要因になってきています。一方で、“口腔ケアが全身の健康維持に貢献している”との報告も多く出されていますので、それを実践されている方も年々増えてきています。

当社は、松風グループの経営理念である『創造的な企業活動を通じて、世界の歯科医療に貢献する』を常に念頭に置き、口腔内衛生が健全に保たれ世界中の人々が生涯にわたり「食」を通じて喜びを感じていただける環境作りを応援しています。

当社は、医療機器における品質マネジメントシステムの国際規格であるISO13485の認証登録企業として、安定した品質の「SHOFU」ブランド製品を、当社グループ販売網を通じて安定的に供給していくことにより、多様化する顧客満足度の向上に努めてまいります。

今後とも、皆さま方の温かいご指導、ご鞭撻をお願い申しあげます。

株式会社 滋賀松風
代表取締役社長 中嶋 義和

経営理念

コーポレートメッセージ

会社概要

商号株式会社滋賀松風
代表者代表取締役 中嶋 義和
創立1973年12月
資本金1億5200万円
決算期3月
従業員数106名(2024年4月1日現在)
主要取引先株式会社松風
所在地滋賀県甲賀市信楽町黄瀬2296番地
アクセス
TEL0748-83-0016
FAX0748-83-1104
事業内容歯科材料の製造

会社概況

1973年に人工歯製造専門工場として創業開始

当社は、京都市に本店を置く株式会社松風(東証プライム市場上場)の全額出資子会社であり、1972年(昭和47年)に信楽町誘致第1号企業として設立され、翌年の1973年(昭和48年)12月から人工歯製造専門工場として創業を開始いたしました。

自動化技術の開発とともに人工歯のトップメーカーへ

創業当時は、「リアルクラウン」や「レジン臼歯」などのアクリルレジン歯を機械的な成型装置を取り入れて生産をしていましたが、まだまだ手作業に頼るところが多い生産でしたので、並行して各生産工程の機械化や自動化の技術開発にも力を注いでまいりました。

特に1986年に生産を開始した国産初の硬質レジン歯となる「エンデュラ」の生産は、生産量の拡大、並びにコンピュータを活用した成型のオートメーション化への移行など、当社にとって大きな飛躍をもたらす製品となりました。

また、口腔内で「耐久性」、「安定性」、「審美性」を満たす新素材“MF-Hコンポジット”を使用した硬質レジン歯「ベラシアSA」を2008年から生産開始し、今後更なる販売拡大を期待しています。

 現在、当社のレジン歯の生産規模は、アクリルレジン歯、硬質レジン歯を合わせて月産300万本の生産を行い、レジン歯の国内シェアは約40%を占め、一事業所としては世界トップクラスの人工歯生産量を誇っています。

新たな製品分野も加え更なる成長へ

人工歯に加え新たな分野の製品も生産移管を行い、2012年には歯科用CAD/CAM装置で加工する歯科切削加工用レジン材料「松風ブロックHC」を、2013年には義歯床用アクリル系レジン「松風アーバン」などの歯科用樹脂材料の生産を開始しました。その後も市場のニーズに応え歯科切削加工用レジン材料「松風ブロックHC ハード」、大臼歯用切削加工レジン「松風ブロックHC スーパーハード」、前歯用切削加工レジン「松風ブロックHC ハードAN」をラインナップに追加し、製造販売体制を拡大しています。また、歯科用樹脂材料も徐々に品目数と生産量を増やし、2015年には地上3階建て、延べ床面積1,975㎡の新工場を建築して歯科用樹脂材料の増産体制を整えるなど、更なる成長に向けた生産体制作りに取組んでいます。

品質面、環境面を重視しながら高品質製品の安定提供に努め、今後も世界の歯科医療に貢献する

当社の品質管理体制は、JIS工場認定に始まり、1994年の英国GMP取得、2007年には改正薬事法での製造販売業・製造業及びEN ISO13485:2003の認証取得など、早くから歯科材料の製造や販売に必要な許可・認証を取得し、現在はISO13485:2016 ISO9001:2015最新版の認証を更新取得し、高い品質マネジメントシステムを確立したうえで、高品質の製品の生産に努めてきました。

また、環境マネジメントにおいても、2000年にISO14001の認証を取得し、20年間維持した後、2021年に自主運営に変更しましたが、引き続き地域や地球環境の保全に向けた環境マネジメント活動に積極的に取組んでいます。

今後も世界を視野に入れたグローバル化を推進し、高品質の製品を安定的に提供し、 “世界の歯科医療に貢献”できるよう努めてまいります。

会社沿革

1972年12月設立
1973年12月第一工場完成 
人工歯製造専門工場として創業開始
1980年 6月JIS認定取得
1985年 6月エンデュラの製造開始
1987年 1月第二工場新築
1990年 3月滋賀松風労働組合結成
1991年 8月第三工場新築
1994年 6月英国GMP認証取得
1997年 1月第一工場建て替え
1997年CE-Marking認証取得
2000年 5月ISO14001認証取得
2001年 5月第四工場新築
2002年 6月ベラシア製造開始
2006年 3月ISO13485 ISO9001認証取得
2012年CAD/CAM製品生産開始
2015年2月第五工場新築
2021年10月金型加工機導入
2023年12月創立50周年記念式典開催

アクセス

  • 信楽高原鉄道「雲井駅」より徒歩25分
  • 新名神高速道路「信楽インター」より車で5分